2009年 07月 21日

夏休みが始まった。

わが町の桜プロムナードに蝉を捕りにきた子どもたちが、桜の幹の下に集まり、額を寄せて何かを見守っている。Kちゃんの手のひらの上に、体調5センチほどの小さな生き物がいた。黒く光る眼をぱちくりさせている。Kちゃんがその手を掲げて、みんなで記念写真。そのあと、子どもたちが桜の木にその生き物を放すと、幹にそってよちよちと登っていった。さて、その生き物は何でしょう。
(09/07/20 CANON EOS 40D)
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それは、コウモリの子どもだった。小さな黒い眼が眠そうに瞬きする。桜の幹の下から1メーター20センチほどの位置にへばりついていたのを、男の子が発見した。「こいつ、人間みたいな顔してる」と眼を輝かせている。子どもたちの好奇心が、うらやましいくらいのエネルギーを放っている。
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by hirofumi_nakayama | 2009-07-21 21:36 | in our town | Comments(4)
Commented by ぷろとん at 2009-07-22 06:37 x
わあ、アブラコウモリ!小さいんですねぇ。 こどもたちも、いきいきしてますね。
Commented by biwakokayo4 at 2009-07-22 13:56
小さいですね。
うちの雨戸のところに一度いたことがあります。
びっくりしました。
向こうもびっくりしてすぐ飛んで逃げましたが
少し大きかったようで大人だったようです。
これはほんとうにかわいい。
Commented by hirofumi_nakayama at 2009-07-22 21:25
ぷろとんさん、アブラコウモリというんですね。<wikioedia>で調べたら、もともと小さな種だと知りました。まだ飛んでる姿を確認していませんが、夕方の空が楽しみになりました。
Commented by hirofumi_nakayama at 2009-07-22 21:28
biwakokyoさん、種類の違うコウモリだったようです。上のぷろとんさんが教えてくれました。桜の幹を這う姿は、よちよちだけど危なげがなかったです。


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