銀座に出る用事があって時間があれば、「ggg(銀座グラフィックギャラリー)」と「ギャルリーためなが」を覗くようにしている(同じ通りにあるし)。「ギャルリーためなが」では、ロレンツォ・フェルナンデス展。彼はスペインの画家。油彩を用いて、写真と見まがうようなリアルな静物を描く。精緻に構成された画面は、物語性を豊かにはらんで、写真の物理的な映像を超える。リアリズムの印象からポエジーに跳躍するマジックを駆使する。
(RICOH GR DIGITAL 3)
地下街の一画で、銀座の小学校の児童が描いた作品を展示していた。「あじさい」と題する作品に感心した。