2014年 11月 04日

木陰道。

秋晴れの爽やかな一日。木立を通して道に落ちる陰がここち良い。
右の板塀の家は、庭に大きな松の木が2本ある。高浜虚子が大正2年から大正9年まで住んでいた邸宅。左の向かいの家は、その後晩年まで彼が過ごした邸宅だ。塀の前に立っていると、左の家の裏木戸から出てきた老紳士。「このあたり一帯は松の木だらけでしたね」としばらく松の木談義。まだ残っている立派な松の木のある場所について話を交わす。ご主人によると、右の家の持ち主の婦人はもう相当の高齢だそうだ。庭の松の木がいつまで残るだろうかと話が続き、二人で顔を見合わせる。


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by hirofumi_nakayama | 2014-11-04 20:34 | in Kamakura city | Comments(4)
Commented by tossyk at 2014-11-04 22:53
なんだか、ほのぼのとした陽射しの中でのほのぼのとした会話ですね。

鎌倉では、虫が原因となる松枯れはないのでしょうか。。
Commented by uki at 2014-11-05 11:03 x
こういう写真に、わたしの「鎌倉慕情」掻き立てられます。
日常の中の鎌倉はありきたりだけれど、鎌倉にしかない”スパイス”があるのです。
松の会話、なんだか沁みました~。。
Commented by hirofumi_nakayama at 2014-11-05 20:48
tossykさん、やはり、松食虫でやられた松の木はたくさんあります。この界隈は奇跡的に虫の被害は免れているようです。
Commented by hirofumi_nakayama at 2014-11-05 20:50
ukiさん、日常の生活の中に、歴史が織り込まれているのが鎌倉の魅力ですね。明治時代もさることながら、800年前の歴史のあとも目にすることができるし。


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