2017年 01月 23日

笑うアンパン。

鎌倉を舞台にした小説、小川糸作「ツバキ文具店」。一年待ってやっと図書館に予約した順番が回ってきたのに、一日で読み切ってしまった。
「丸いパンの表面にスマイルマークが描いてあるのが、いつ見てもかわいらしい」
「お行儀が悪いと知りつつ、こっそりバスの中で餡パンを齧った。フランスパンのようなやや硬めのパン生地の中に、ふんわりあんこが包まれている。餡は私の好きなこし餡で、一緒に甘酸っぱい杏子のような果物も混ざっている。」
隣に住む年上の友人、バーバラ婦人と外出したポッポちゃんが、レンバイの中のパン屋さん「パラダイスアレイ」でその餡パンを買う。


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by hirofumi_nakayama | 2017-01-23 20:37 | in Kamakura city | Comments(4)
Commented by hisami at 2017-01-23 21:54 x
私がこの本を読んだときは逆に、読んでしまうのがもったいなくて、読みたいのに読めない・・・という変な感覚が生まれました。ずっとこの本の中の鎌倉にいたかったのだと思います。
次回鎌倉入りした際には この餡パン 忘れず食べたい。絶対私も好きな食感だと写真を見ればわかります。
Commented by uki at 2017-01-24 06:15 x
「ツバキ文具店」、小川糸さんの清楚で情緒的な文章で、四季折々の鎌倉の風情が生き生きと描かれてましたね。
ワタシもあっという間に読み終えて、しばらくストーリーの余韻の中で暮らしました。
パラダイスアレイは摩訶不思議なパン屋さん。
レンバイの中のあの佇まいに惹かれます。

Commented by hirofumi_nakayama at 2017-01-24 20:48
hisamiさん、1年待ってやっと読めました。まず、知っている鎌倉の店が実際の名前で次々と出てくるのにびっくりしました。
タイトルの「文具店」という言葉で想像していた内容と違って、主人公のポッポちゃんが代書屋というストーリーが意外でしたが、うまく構成されていましたね。
Commented by hirofumi_nakayama at 2017-01-24 20:55
さくらさん、依頼主への敬意を失わない代書屋のポッポちゃんの創作した文章に感心し、手書きの文字を実際に見せる本の構成に感心し、ほのぼのと本を読み終わりました。
小川糸は実際に鎌倉に澄んでいた期間があったのですね。どこかですれ違っていたかも知れないと、ほのぼのと想像しました。


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