2006年 04月 14日

ムール貝の旅。

 ベルギーのブリュッセルに住むムッシュウ・マルクとヨーコさんのご夫妻とフライブルクのレストランで友だちになったことは話した。ヨーコさんに書いてもらったレストランの名前と、グラン・プラースのすぐそばにあるという場所のイメージを書いたマルクのメモを頼りに、昨年ミラノの「バグッタ」にリングィーニを食べに行った時のように、オフの一日を利用して、片道で5時間半以上かかるブリュッセルに、日帰りでランチを食べに行くことにした。
 全く初めての土地で、情報を準備する余裕もなく、日帰りできるだろうかと不安が先に立ったが、ヨーコさんに聞いたムール貝の白ワイン蒸しの魅力が勝った。
 5時52分にフライブルクを発ったICEの窓から日の出を望む。
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ケルンを過ぎ、暫くして国境を越えた頃から次第に景色が変わってくる。
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11時32分、終点のブリュッセル・ミディ駅に着く。駅から歩いて迷い、1時間以上かかって、やっと目指すレストランにたどりついた。
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ベルギービールを飲み、スープ・ド・ジュールをすすり終わったあと、白ワイン蒸しクリームスープ付きムール貝が鍋ごと運ばれてきた。
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レストランを出て、ブリュッセルの街を歩く。
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一日の旅でも、旅の終わりには憂愁が漂う。16時28分にブリュッセルを発つICEに乗り、22時17分にフライブルクに着いた。
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by hirofumi_nakayama | 2006-04-14 23:42 | away from home | Comments(8)
Commented by biwakokayo4 at 2006-04-14 23:55
ランチを食べに片道5時間半と言う時間と交通費を使って行かれるなんて・・・。
優雅ですね。
このレストランが続く横丁みたいな所を歩いていって
バケツいっぱいのムール貝を私も食べました。
その時、夕方の人ごみの中で2人が迷子になられましたよ。(笑)
Commented by hirofumi_nakayama at 2006-04-15 00:04
biwakokayoさん、ユーレイルパスを用意していったので、1等車で安心してブリュッセルまで行けました。
同じ場所を歩かれたことがあるのですね。
バケツいっぱいのムール貝は、意外に腹に収まってしまいました。
Commented by eiji28e at 2006-04-15 16:45 x
こんにちは
海外は仕事がらみ
一度でいいからカメラを肩にの
スタイルでいきたいものです。
Commented by hirofumi_nakayama at 2006-04-15 20:32
eijiさん、カメラを肩に提げて日常生活から離れた場所に立っていると、どれも見逃すまいとする覚悟が現れます。それがいいですね。
eijiさんのアメリカキササゲの話、思い入れのお話、記憶に残るお話です。
Commented by みちる at 2006-04-16 14:16 x
フライブルクは城塞都市だったんですね~。どおりで道が狭く歪曲してるわけです。
片道5時間でランチのために越境。とても好きです、そ~いう時間の使い方♪
花柄のショールをかけたおばあさんがいい感じ☆
Commented by hirofumi_nakayama at 2006-04-16 20:25
みちるさんの新婚旅行に、バーゼル、フライブルク、ブリュッセルがお勧めです。
花柄のショールのおばあさん、実は私もその姿をいちばん気に入っています。
Commented by lovecmama at 2006-04-17 14:08 x
Brusselsでmusselとはいかにもnakayamaさんらしい~!しかし、おいしそうですね!! コリドーの人ごみの写真が好きです。
Commented by hirofumi_nakayama at 2006-04-18 00:00
lovecmamaさんもブリュッセルに行かれたことがあるのですか? 話を聞かせてほしいです。


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