2008年 01月 16日

江の電日常風景。

肩の力を抜いた。毎朝のように見る江の電の風景を、一度真っ白にしてみるつもりでカメラを向けた。チンチンチン、踏切の音が聞こえる。七里ヶ浜駅横の踏切を渡る江の電だ。
(CANON EOS 40D)
江の電日常風景。_b0022268_22383084.jpg


by hirofumi_nakayama | 2008-01-16 22:41 | Enoden Railway | Comments(2)
Commented by yutaka-iida at 2008-01-17 00:09 x
人は飽きっぽかったり、隣の芝生が青く見えたりするものですよね。
僕は自分の住んでる町が好きでないし、ヒロさんの住む江ノ電の町に憧れます。
ヒロさんのように見慣れた町でも新鮮に写真に残せるのはこの町を愛してる証拠でしょう。
僕は自分のいる場所を好きになれない限り、自分の思い描くものを切り取る事は出来ないでしょう。 多分・・・。

出勤時に撮られた写真でしょうか。 江ノ電に乗っている人、踏み切り待ちの車に乗ってる人、自転車でさっそうと走ってくる人。
脇道からこの通りに出たのでしょうか。 自転車の人がこの写真の最大のアクセントになっていますよね。
朝は皆忙しいのですが、この自転車の人が写真の中に存在するすべての人の心情を表現していると感じました。
自転車の人はたまたま走っていたのでしょうか? だとしたら偶然とこの写真の中の必然性の絶妙なタイミングですね。
これもヒロさんの持つ写真力なのかなって感じています。
Commented by hirofumi_nakayama at 2008-01-17 23:00
YUTAさん、精細なコメントをありがとうございました。
カメラを向けた時は、イメージの中にある江の電の姿が、踏切の間に留まる瞬間を探していました。
この写真を改めてチェックした時に、YUTAさんが指摘された通りの自転車を見つけて、この写真をブログにのせようかと気持ちが傾きました。写真のモーメントができていました。それまでは、この写真、捨てていました。右の方に、サザンカだと思う、赤い庭木の花があって、これで季節が入った、と思ったのが、最後のキメでした。
結構、毎日、掲載する写真を選ぶのに苦労しています。


<< 広町の森・最後の彩り。      写真ノ中ノ空・1月15日篇。 >>