鎌倉山の草花屋「苔丸」の赤地光太郎さんが庭の造作を担当した。北鎌倉・山ノ内のカフェ「ミンカ」は、半年前にオープンした。分かりにくい場所にあるけど、やっと探し当てて取材することができた。
小さなガラス箱でできた看板。その中に広げられた本の中に、次の言葉が見える。
目次
おいしい珈琲
からだにやさしいお茶
素朴な食事
土と草花
古い本と紙のもの
ゆるやかな時間
3年の月日をかけ、新築で家を建てる以上のお金をかけて古い民家を改装し、庭を含む、ゆるやかな時間が流れる場所をじっくりと作り上げてきた。
「人に愛されたもの、使われたものは、何かを伝える力を持っています」とおっしゃる奥さん。
古材でできた壁や天井や梁。椅子、テーブル、机。書棚にある本、本、本。どれを見ても、存在感と表情を感じることができる。
(CANON EOS 40D)

古い鉄材に生命力を与えた、ランプ作家・鳴海輝男さんの作品。