原子力発電所の事故は、早目早目に問題を発表し、衆知を集めて可能な対策の選択肢を広げていれば、住民にもたらす深刻な影響をもっと防ぐことができたのではないだろうか。
「モウマンタイ」という広東語がある。漢字で書けば「無問題」。問題が進んでいる間は「モウマンタイ」。問題は隠れて進行し、取り返しのつかない段階で、やっと「ヤウマンタイ(有問題)」となる。香港駐在時代に経験したそんな言葉のことを思い出した。
江の電は終日運行停止。西友は12時以降閉店。
車で20分から30分ほどの距離にある病院の往復に、車の使用をやめ、今日から自転車で通うことにした。
その病院のある鎌倉市岡本では、12時から4時まで計画停電が実施された。4時ちょっと前に通電。ナースステーションでは、早速パソコンの画面に向かう病院担当者の姿が見えるようになった。
七里ヶ浜に戻る途中、側溝に流れる水を見ていた3歳ぐらいの男の子が「水、じゃんじゃん流れてる。ツナミ、ツナミ!」とおばあちゃんに向かって叫んでいた。
七里ヶ浜に戻ってくると、サービスを停止していたインターネットのプロバイダーが7時に再開。いつまたサービス停止があるか不安。