2013年 02月 18日

青の階調。

冷たい雨が降った肌寒い一日。写真は爽やかな印象のもの、と決めてあたりを見回すと、部屋に高さ10センチほどのビーカーがあった。海岸で拾い集めたシーグラスの中から、青色の系統のガラスだけを集めて収容したガラス壜だ。
波で砕かれて小さくなったガラスが、さらに砂に揉まれて角が取れ、丸くなる。同時に色も淡く、美しくなる。人もこんなふうに年を重ねてきれいに角がとれたらいいなと思う。

青の階調。_b0022268_20431054.jpg


by hirofumi_nakayama | 2013-02-18 20:44 | at my home | Comments(6)
Commented by tossyk at 2013-02-18 22:21
きれいですね〜。これだけ拾ってこれるのも、この地にお住まいになっている特権ですね・・。
こんなふうになりたいです・・今日仕事で、ぼくより角々な発言者に遭遇して気分疲れました。。
Commented by ぷろとん at 2013-02-19 00:20 x
角が取れ、しかも爽やか。うーん、むつかしい!
すてきですねぇ。
Commented by uki at 2013-02-19 21:23 x
年を重ねても、どうしたものか、なかなかきれいに角がとれません。。。(ため息・・)
え~い!この角も、わたしの個性と、認めてしまうことにしました。
丸いけど、なんかいびつにゴツゴツしてるのが、わたしのガラス片です(笑)
Commented by hirofumi_nakayama at 2013-02-19 21:33
tossykさん、私の夢をシーグラスに託しているところもあります。丸くなって、きれいに枯れたいですね。
Commented by hirofumi_nakayama at 2013-02-19 21:37
ぷろとんさん、経験が積み重なって、それがうまく昇華され、丸くなっていくといいですね。実際は、あれもできない、これもできない、若い時はよかった、などと後ろ向きになりがちです。
Commented by hirofumi_nakayama at 2013-02-19 21:46
ukiさん、カラカラのガブリエルさんみたいに、年をとっても不断に自分自身と格闘しながら、新しい自分を作っていくのが、角がとれる一つになりそうです。そうすると、毎日はゴツゴツしている自分しか見えないことになりますが。


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