2008年 11月 05日

カザフスタン・レポート(3)。

この日の夜、今でも現実に天幕生活を営んでいる部族に招かれて、晩餐。
村人の心からの歓迎を受けた。観光としての儀式ではなく、遠方の客を迎え入れる真実の生活の一部としての宴であったことにびっくりした。
天幕の前で記念撮影。この人たちと同じだけの数の人々が、この撮影を見守っている。
後列の帽子を被った背の高い男性は、ロンドンから来たBBCのダンさん。
(CANON EOS 40D)
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天幕の内部は、想像以上に広い。柳の木で作った柱は、部族の色である赤い色に塗られている。
遠来の客というので最初に挨拶の機会を与えられ、日本語の「乾杯!」でウオッカを飲み干して挨拶を締めくくった。今日の宴のために、羊の頭が供され、その肉を割いて眼の前でベジュバルマックという料理が大皿に盛られた。ベジュは5を、バルマックは指を意味し、5本の指で食べる。
眼の前にいる18歳の少年が、ドンブラという二弦の楽器を弾きながら歌ってくれた。
(CANON EOS 40D)
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by hirofumi_nakayama | 2008-11-05 22:21 | Kazakhstan | Comments(4)
Commented by ぷろとん at 2008-11-05 23:02 x
心からの歓迎、なかなか受けられるものではないですね。すばらしい体験でしたね!!!
Commented by hirofumi_nakayama at 2008-11-05 23:09
ぷろとんさん、こんばんわ。
ウォッカを楽しみました。
「カンパイ」の言葉を覚えてもらいました。
Commented by biwakokayo4 at 2008-11-06 13:45
1枚目の外から見たテントの大きさと
2枚目のテントの中の広さが違いますね。
もっと狭いのか思いましたが・・・。
ごちそうもいっぱいで楽しい宴のようですね。
Commented by hirofumi_nakayama at 2008-11-06 23:06
biwakokayoさん、この中で3世代が一緒に暮らせそうです。
一生忘れそうにない印象的な宴でした。
通訳が訳してくれた長老の言葉を忘れられません。
「この場所はオープンソウルのためにある」



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